賢く、未来志向的。 高効率を実現する最新の制御方法

Aerzen Turboなどの高性能技術は、曝気槽のエネルギー消費を減らすことに役に立ちます。 そのためには何よりもまず運転効率を最大化しなければなりません。 5世代ターボ型送風機では AERZENの高度な制御・運転システムがこれを実現します。 これは、弊社の研究開発チームが新型5世代ターボ型送風の開発にあたって得た成果の一つです。

ダイナミックセーフティー: ターボ制御システム

短い反応時間。 サージやチョークの限界に対する確実な保護。 リアルタイムで透明性を確保、運転関連の重要なパラメーターを全て記録。 Turboを正確に制御するためには、複数の要件を満たさなければなりません。 そのため、弊社は標準的なソリューションについて決定し、自社製の高効率Turbo用に専用のソフトウェアを開発しました。 その結果、完全統合型のデジタルシステムが生まれました。 高度な機能性。 タッチスクリーンで簡単に操作可能。 プロセス制御システムなどの関連インターフェイスを完備。

ユニーク: ターボアイドルモード

AERZENのエアフォイルベアリングの構造により、非常に低い回転速度が実現されています。 そのため、省エネルギーなアイドルモードの選択が可能で、断続的なプロセスの最中に何度も起動と停止を繰り返す必要がありません。

リアルタイムで透明性を確保

Aerzen Turboの制御装置は許容最低値と許容最大値を含むターボ型送風機の全パラメーターを統合します(サージ制限、最大RPM、過負荷など)。

  • 吸入フィルター圧力差
  • 差圧
  • 風量
  • 吸気温度と排気温度
  • RPM
  • 電力
  • 運転時間
  • エラーコードとエラー履歴
  • リアルタイムでターボパラメーターを可視化

新しい特徴: 実際の風量を計測

プラントの安全な運転に関し、弊社はいかなる妥協も許しません。 だからこそ、AERZENは従来の間接的な風量計測(電力消費を参照しながら実施する空気体積計測など)と決別したのです。 これに代わり、ベンチュリ効果を利用しています。

つまり、吸気口で圧力差を測ることによって、実際の空気体積流量を算出します。 このようなことを行っているシステムは他にありません。 このタイプのユニットでは、AERZENの高サージ電圧(アクティブポンププロテクション)などの安全対策として、実際に計測された数値を用いることができます。 そして、任意のタイミングで実際にタンクに流入される容積を確認することが可能になります。 また、 ソフトウェアがこのパラメーターを表示するので、使用者はそれを直接確認することができます。